香典について
お香の代わりにお金を包みましたという意味で「御香典」
「御香料」「御香華料」「御仏前」などと書きます。先方の
宗旨がはっきりわからないときは「御霊前」と書けばよく、
神式にもキリスト教にも通じます。
正式には二重包みとして中包に金額を書き、黒白・黄白ま
たは銀水引を用いて結び切りにします。略式には印刷した袋
でもよく、下方に氏名裏に金額を書きます。
喪家に香典を届けるときは直接喪主には渡しません。受付
のあるときは受付へ出すようにします。
お焼香について
お焼香をするときは、まず少し手前で一礼して1歩前に進
み、1〜3回3本の指で香をつまみ香炉に入れ両手を合わせ
て退きます。葬式のときの焼香は1〜2回ですませばよいよ
うです。
線香を供えるときは1〜3本ろうそくの火を移して香炉の
中央に立てます。また、お墓に線香をあげるときは束のまま
で一度に火をつけて供えます。
お布施について
包の上方に「御布施」または「上」と書き下方に姓を書き
ます。菩提寺のご住職にご相談されても失礼にはなりませ
ん。